そうだ、サックスをやろう! 大人になって、レッスンに通ったキッカケと音楽教室選びの体験談

楽譜とピアノ大人になって、何か趣味を始めたい。そうだ、音楽なんてどうだろう! 楽器を演奏できたら、絶対楽しい!

「昔は楽器をやっていたけど、大人になってからはご無沙汰だ」

「楽器をやったことはないけど、実は興味がある」

 

そんな人、結構いるんじゃないかと思います。

 

音楽を始めるには、何をすればいい?

どういうふうに始めればいいんだろう?

 

音楽を始めたいけれど、その一歩を踏み出せない人もいるかも知れませんね。

そんな方に、私が楽器(サックス)のレッスンに通うようになったキッカケや、レッスンを始める際に受ける体験レッスンの話・講師選びのポイントなどを、経験談を交えながらご紹介します。

二の足を踏んでいる人の参考になりますように!

 

私が楽器のレッスンに通うことにしたキッカケ

古いサックス

私が、楽器のレッスンに通うことを決意したのは、社会人2年目の冬でした。毎日毎日、自宅と会社の往復。休日は疲れきって夕方までダラダラ。

仕事は毎日残業続きで、何の楽しみもない。まさに、灰色の生活でした…

そんな毎日を変えたくて、でも何をすればいいのか分からなくて、悶々としていた私が、ふと思い出したのは、クローゼットで眠っていた私の楽器・サックスでした。

学生時代に、吹奏楽とジャズを、ちょっとだけ齧っていた自分。しかし、ここ数年は全く手をつけず、忘れてしまっていた存在でした。

「そうだ、サックスを始めよう!」

 

楽しみながら、がんばれる趣味を始めたくて仕事以外の生きがいを見出したくて、私は再び、楽器を手に取る決意を固めたのでした。

 

大人になってから音楽を始めるなら、レッスンに通うのが1番!

サックスと楽譜

サックスを吹く機会を得るにはどうすればいいか考えたとき、パッと思い浮かんだのは、「レッスンに通えばいいんだ!」でした。

サックスって、かなり音が大きいので、家では吹けません。かと言って、どこか公園などに出かけて吹くほどの度胸も、実力もありません。楽器演奏可能な屋外を探すのも手こずりそうですしね(笑)

どうせ楽器を始めるなら、上手くなりたい!それならプロに教わるのが1番だ、と考えたわけです。

1人でやっても、きっと三日坊主になりそうだという危惧もありましたから、レッスンに通うことで、やらざるを得なくなる環境を作る、という意図もありました。いわゆる、「退路を断つ!」というやつですね(笑)

 

一口にレッスンと言っても、さまざまな形態が。自分に合ったレッスンを見つけよう!

どの音楽教室にいくか悩む女性

早速、私はサックスのレッスンを開講しているスクールのリサーチを始めました。サックスは比較的メジャーな楽器なので、ちょっと調べると、簡単に、沢山のスクールを見つけることができます。

有名なところでは、ヤマハなどの楽器店が開講しているレッスン。それ以外でも、フリースクールにてレッスンが開講されていたりしますし、果てはプロのサックスプレイヤーが、独自にレッスン生を募集していることもあります。

お稽古雑誌を手に私が考えたのは、「ひとまず、広告がデカイところにしよう!」でした(笑)

レッスンに通おうとは決めたものの、子どもの頃にピアノを習っていた以外では、全くの未体験ゾーンでしたから、とりあえずは有名どころから当たってみるのが無難だと思ったのです。

これは、後になってから考えてみると、正解だったと思います。大手の楽器店が開講しているレッスンは、テキストやカリキュラムもしっかりしていますし、レッスン時間や講師の数も豊富。自分のライフスタイルに合った曜日や時間が選びやすいのです。

忙しい社会人でも通えるように、平日の夜や、土日にもレッスンが開講されています。

また、発表会などのイベントも、年間行事にきちんと組みこまれていることが多いです。長年、楽器のレッスンを運営してきた会社ならではのノウハウが、随所に活かされていると思います。

自分にある程度の実力があり、楽器やレッスンに関する良し悪しが自分で判断できる!という人ならば、話は別かも知れませんが、

  • 楽器を習うのは初めて
  • 昔、楽器をやっていたが、ブランクがある

という人は、まずは有名どころのスクールから検討した方が安心かなと思います。

 

自分に合ったレッスンを見つけるためには、遠慮なく体験レッスンを活用!

サックスを弾く手

サックスに限らず、楽器のレッスンについて、たいていのスクールは「体験レッスン」というものを設けています

スクールによって、有料だったり無料だったり、その形式はいろいろありますが、体験レッスンの目的は、「レッスンを、実際に受ける講師と時間帯で、体感する」ことです。

ですから基本的には、体験レッスンを受けた講師と、その時間で、「自分はこれからレッスンに通うことができるかどうか」というのを判断することになります。

 

楽譜

私はレッスンを決めるにあたって、2人の先生の体験レッスンを受けさせて貰い、どちらの先生が自分に合っているかを選択しました。

 

「体験レッスンは、複数の講師を受講」する!

個人的には、絶対オススメしたいポイントが複数の講師を受講することです。だって何ごとも、比較対象がないと判断が難しいですからね。

ひとつの体験レッスンしか受けていないと、何か疑問に思ったり、違和感を感じたりしても、

まあ、こんなものなのかな…

 

で済ませてしまったり、あるいは、違和感に気づくことすら出来ない可能性があります。

短い体験レッスンひとつで、全ての疑問を解消するなんて難しいです。初めての経験であれば、なおさら。

しかし、複数の体験レッスンを受講することによって、だんだん理解が深まり、自分にとっての優先順位や希望などが、明確になってくるのです。

サックスを弾く手とマイク

 

一口に「レッスンに通う」と言っても、その目的はさまざま。「プロみたいになりたい! ライブをやりたい!」という人もいれば、「趣味として、余暇にゆったりと楽しみたい」という人もいるでしょう。

どんなレッスンを受けたいか、という希望は一人ひとり違います。「これが正解!」という明確な答えはないからこそ、自分が納得できる講師に出会うまで、体験レッスンを受けることをオススメします。

 

私も、結果的には体験レッスン2回で済みましたが、もしも2回ともピンと来なかったら、他のスクールの体験レッスンに行くことを検討したと思います。

何度も体験レッスンを受けたいなんて、ワガママ?

他の講師を体験したいなんて、申し訳ないかな

 

なんて、遠慮する必要はないですよ。

楽器のレッスンって、月謝も良いお値段ですし(大体1万円前後はします)、納得しないままレッスンに通う方が失礼だし、時間と労力のムダです。

せっかく、楽器をやりたい!と思ったなら、最初の第一歩である「レッスン選び」で、妥協してはいけません。

ここで妥協すると、結局つまらなくなって長続きしないという恐れもあります。

自分の気に入る講師に出会えるまで、ゆっくりと気長に、体験レッスンにチャレンジするのがオススメです。

 

講師との出会いも、人との出会い!そして、私が体験レッスンで見たポイント

楽譜の絵

私が2人の講師の体験レッスンを受けたときのお話と、最終的にレッスンを決定したポイントについてお話しします。

お2人とも、本当に素敵な講師だったんですよ。大きなスクールで講師をされている方々ですから、先生としても、サックスプレイヤーとしても、レベルの高いお2人でした。

もしも私が、結果的には選ばなかった方の体験レッスンしか受けていなかったとしたら、

まあ、こんな感じなんだな

 

と納得して、入会しただろうなと思います。

 

では、選ばなかった講師の方も問題はなかったのに、私はどうして、もう一方の講師を選んだのか。決め手は、この2つでした。

  • レッスンの流れがスムーズで、気持ちよくサックスが吹けた
  • 先生のサックスを聴いたとき、「この先生のような音で吹きたい!」と思った

 

サックス

体験レッスンとは、実際のレッスンのデモンストレーションです。そうあるべきだと思うんですよ。

私の選んだ先生は、まさにそういうタイプの方でした。まずは私の音を聴いて、ある程度の実力を見定めると、「これくらいの曲なら、吹けるよね!」と楽譜を手渡して、一緒にサックスを吹いてくれました。

先生の音色を初めて聴いたときは、本当に衝撃的でした。澄み切った美しい音で、優しいんだけど躍動感もある、素敵な演奏でした。

本当に私が持ってるのと同じ楽器なの!?

とショックを受けたほどです(笑)

先生のサックスを聴きながら、合わせて吹いていると、何だか良い方向に引っ張って貰えるようで、自分まで調子よく演奏できました。

仕上げに先生がピアノで伴奏して、私が1人で吹くと、「やったあ! できたね!」と褒めてくださり、大満足の体験レッスンが終了しました。

本当に、流れるようにスムーズで、気持ちの良い30分間を過ごさせていただきました。実に褒め上手な先生で、見事に乗せられたわけです(笑)

 

ちなみに、残念ながら選ばなかった方の先生の体験レッスンはというと、30分のうち、20分以上お喋りしていました(笑)

あとは、少しだけ先生がサックスを吹いてくださったので、先生の音色は知れました。ジャズサックスらしい、ハスキーな感じの格好いい演奏だったと思います。

お話の内容は、先生の自己紹介というか、先生のミュージシャンとしての活動内容と、それに伴うレッスンスケジュールの説明でした。

楽器の講師をしている方って、講師をする傍らで、ご自分でバンドを組まれていたり、他のアーティストの活動に参加されていたりと、ミュージシャンの顔を持っている方も珍しくないです。というか、殆どの講師はそうかも知れません。

その先生も、年に何度か全国ツアーに帯同するような活動をしている方で、プロのミュージシャンのお話を聞くのはとっても楽しかったし、勉強にはなりました。

でもお喋りだけだと、肝心な「レッスンの中身を体験すること」はできないんですよね。

お話上手で優しくて、素敵な講師だったのですが、もう1人の講師の体験レッスンと比べると、レッスンの明確なビジョンを掴むことができなかった、という評価になってしまったのです。

 

講師との相性を大事にレッスンを選ぶこと

楽譜と花

思うのは、講師との出会いも、人との出会いであること。講師も自分も人間である限り、「相性」みたいなものがあると思うんですね。

私は、体験レッスンで本当のレッスンさながらに指導してくださった講師を選びましたが、人によっては、「流れるようなレッスン運びが速すぎて、ついて行けない…」と感じてしまうかも知れません。

そうすると逆に、お話が楽しくて面白かった講師の方が気に入る、ということだってあるかと思います。

講師のサックスの音についてもそうですね。美しく澄んだ音と、ハスキーで格好いい音の、どちらが好きかというのは、完全に好みの問題だと思います。

なので、どちらの講師の方が良いか悪いか、正しいか正しくないか、ということではなく、「どちらの講師(体験レッスン)が、自分は好きだったか」という、相性の問題なんですよね。

サックスに限らず、どんな楽器のレッスンにおいても、

  • この先生のレッスンが好きか
  • この先生の音色が好きか

という、自分が「好き」と感じる気持ちを大事に、レッスンや講師を選ぶのがよいと思います。

特に、先生の演奏が好きかどうかって、大切ですよ。レッスンを受けるときは、講師の演奏が「お手本」になりますからね。自分の目の前に「理想の音」があるかどうかで、音楽をやるモチベーションは、全然変わります。

楽器の先生のことを、「師匠!」って表現する人がいるじゃないですか。あれって、本当にそういう気持ちなんですよ。

その人にとって、講師とは「自分の目標の人」なのです。レッスンに熱心に通っている人の中には、自分の先生の音に心酔している人も多いんです。実は私もその1人で、サックス仲間にからかわれたりします(笑)

 

私がサックスのレッスンに通うことになったキッカケと選んだ経緯のまとめ

楽器のイラスト

大人になってから楽器を始めたいと思うキッカケは、いろいろあると思います。私のように、

「昔、楽器をやっていた」「仕事だけの自分が嫌で、趣味を持ちたかった」という人もいれば、「やったことはないけど、ずっと興味はあった」という人もいるでしょう。

 

「自分で演奏したい曲がある」とか、具体的な目標のある人もいるかと思います。

「結婚式で演奏したいから、短期でレッスンに通いたい!」という話を聞いたこともありますね。

他にも、「友だち作りがしたい」という理由もあるかも知れません。

 

大人になってからって、仕事関係以外では、なかなか新しい出会いがないですもんね。どんな理由でも、「そうだ、音楽をやろう!」という気持ちは、本当に素敵です。

 

ミュージックスクールの中に、「弾きたいときが適齢期」という広告を掲げているところがあるんですが、本当にそうだと思います。

やりたいと思ったときが、楽器の始めどき。私のように、昔やっていたけどブランクが長いという人も、今まで音楽の経験がない、まったくの初心者だという人も、全然問題ありません。

ちょっと調べれば、「大人のための楽器レッスン」が、山ほど出てきますよ。その中で、どれが自分に合うのかは、実際に体感するのが一番!体験レッスンをしっかりと活用して、音楽の道に飛び込んでみてください。

きっと、自分らしい時間・自分の生き甲斐を、手に入れることができますよ!