体験談も!サックスの有名メーカーの違いと選び方|楽器を購入する際にやるべきことまとめ

サックスをやり始めた!レッスンに通い始めた!という方は、近い将来、自分の楽器を購入することになると思います。

高い買い物になりますから、実際に購入する前に、サックスの有名メーカーや、購入する際に注意しておかなければならない点など、基本の知識を押さえておきましょう。

素敵な相棒を見つけるための参考になりますように!

 

  1.  サックスのメーカーで押さえたいのは、サックス御三家
    1. サックス御三家は、ヤマハ・セルマー・ヤナギサワ
    2. 最近は比較的安価で、かつ品質も悪くないメーカーが登場!
  2. 超有名な楽器の総合メーカー・ヤマハ
    1. ヤマハサックスの特徴は安定感!
    2. ヤマハサックスのクラシック向けモデルの音質は、まとまりのある安定した音色
    3. ヤマハサックスのジャズ向けモデルの音質は、個性を打ち出せる!
    4. ヤマハサックス価格は、安くとも13万円以上!
  3.  サックスといえばセルマー! フランス製の名器たち
    1. セルマーサックスの特徴は、歴史に裏打ちされたクオリティの高さ!
    2. セルマーの現行モデルは3種類! シリーズⅡ・シリーズIII・リファレンス
    3. セルマーのヴィンテージサックス
    4. セルマーサックスの価格は、基本50万以上! 30万円台の廉価版シリーズもあり
  4. 職人による手作業が高い評価! 日本のサックス専門メーカー・ヤナギサワ
    1. ヤナギサワサックスの特徴は、暖かい音色。ハンドメイドなので個体差あり
    2. ヤナギサワは金属使いの名手! ブラス・シルバーソニック・ブロンズと充実!
    3. ヤナギサワサックスは、ジャズ向け?
    4. ヤナギサワサックスの価格は30万円以上。シルバーソニックは100万円超え!
  5.  サックスを購入するときにやるべきことは、必ず試奏し、比較検討すること
    1. サックスを購入するときは、吹かずに決めてはいけない!
    2. 店舗に行くときは、経験者と同行するのがベター!
    3. 試奏は、可能な限り多くやって、音の違いを確かめよう!
    4. 御三家以外のサックスを吹いてみるのも一つの手! マルカート・アンティグア・クランポンなど比較的安価なメーカーも多数あり
    5. 購入するべきサックスの価格は、一生ものと考えるならば、25万円以上
  6. 「サックスの購入時の参考に! サックスの有名メーカーと、楽器を購入する際にやるべきこと」のまとめ

 サックスのメーカーで押さえたいのは、サックス御三家

サックス御三家は、ヤマハ・セルマー・ヤナギサワ

サックスを製造しているメーカーは、本当に沢山ありますが、押さえておきたいのは、サックス御三家であるヤマハ・セルマー・ヤナギサワです。

予算の都合もあるかも知れませんが、サックスを購入するならば、まずはこの3つのメーカーを見るべきだと思います。

 

最近は比較的安価で、かつ品質も悪くないメーカーが登場!

少し前までは、安いサックスは、品質が悪くて使い物にならないという評価が大勢を占めていました。しかし最近では、台湾製など、生産コストを下げることで安価を実現したメーカーが登場してきました。

「サックスを購入したいけれど、どうしても予算が…」と、金銭面で涙を飲んでいた人には、朗報かも知れませんね。

 

超有名な楽器の総合メーカー・ヤマハ

ヤマハサックスの特徴は安定感!

まずは、名前を聞いたことのない人はいないであろう、超有名メーカー「ヤマハ」についてお話しします。ヤマハといえば、ピアノやエレクトーンなどが思い浮かびやすいかなと思いますが、サックスの製造・販売も行っています。

中学校や高校にあるブラスバンド部のサックスは、大抵はヤマハ製ではないでしょうか。というのも、ヤマハのサックスは比較的音が鳴らしやすく、安定した音程で演奏ができるという特徴があるからです。

工場での品質管理にも定評があり、楽器の品質が安定しているというのが、大きなオススメポイントだと言えます。

 

ヤマハサックスのクラシック向けモデルの音質は、まとまりのある安定した音色

サックスは、クラシック音楽でも活躍の場が多くあります。サックスという楽器は、ブラスバンドにおいて、金管楽器と木管楽器の繋ぎを果たす役割を担って生まれてきた楽器です。

またその音質によって、オーケストラにおけるバイオリンやビオラのような役割を果たしています。

クラシック向けのサックスに求められる音質は、「他の楽器と混ざりやすい、まとまりのある安定した音」です。ヤマハのサックスは、上品で滑らかなサウンドが特徴で、実に荘厳な音が鳴りますよ。

YAS-875EXというアルトサックスがありますので、楽器紹介動画などを聴いてみるとイメージが湧くかと思います。

 

ヤマハサックスのジャズ向けモデルの音質は、個性を打ち出せる!

サックスって、実はまだ歴史が浅い楽器なのですが、それでもジャズ界での人気は不動のものだと言えます。ジャズでは、クラシック向けに求められるような、「他の楽器との音の混ざりが良いもの」ではなく、逆に「個性豊かで、感情表現のしやすい自由な音」というものが求められます。

クラシック向けのサックスが、丸く滑らかな音と表現するなら、ジャズ向けのサックスは、時には攻撃的に尖ってみたり、時には掠れてみたりと、変幻自在な音と言えるかも知れませんね。自分の声がそのまま音になって飛び出すかのような、強い個性が持ち味です。

ヤマハサックスでは、YAS-82Zというものが、いわゆるジャズ向けのアルトサックスです。クラシック向けのYAS-875EXと聴き比べてみると、その違いに驚くと思います。

 

ヤマハサックス価格は、安くとも13万円以上!

サックスにも、いろいろなモデルがありますので、一概に「これくらいの価格!」とは言い難いのですが、一番安いモデルでも、13万円は超えます。

ちなみに、例として挙げたクラシック向けのYAS-875EXは48万5千円、ジャズ向けのYAS-82Zは39万円と出ています。これらがヤマハのアルトサックスの中では、最も高い価格帯ですね(テナーサックスやソプラノサックス・バリトンサックスは、更に値段が上がります)。

おおざっぱなイメージで考えると、ヤマハのサックスを購入するならば、20〜30万円台の価格帯が妥当だと思います。

 

 サックスといえばセルマー! フランス製の名器たち

セルマーサックスの特徴は、歴史に裏打ちされたクオリティの高さ!

セルマーは、「ヘンリー・セルマー・パリ」という、フランス老舗の楽器店です。サックスの発明者であるアドルフ・サックスの会社を買収した会社でもあり、長い歴史の中で、世界中のサックスプレイヤーから支持され続けています。

サックスを少しでも齧っている人は、「サックスといえばセルマー!」という、いわゆるセルマー神話を耳にしたことがあるかも知れませんね。

個人的な印象で語ってしまいますが、セルマーのサックスは、高貴で輝くような音色だと思います。

先にお話ししたヤマハのサックスは、上品でありながら、親近感も湧く音色なんです。それに比べてセルマーは、まさに貴族!という感じですね。良くも悪くも、ツンと澄ました貴族の令嬢みたいな音がしますよ(笑)

 

セルマーの現行モデルは3種類! シリーズⅡ・シリーズIII・リファレンス

セルマーの現行モデルは3種類です。まず、シリーズⅡ。こちらは、クラシックもジャズもこなせる、万能選手的なサックスですね。現在では、最もポピュラーで人気の高いシリーズかと思います。音は太めで力強い感じ。音の伸びがとても良いですね。

シリーズIIIは、反応が良くて鳴らしやすいという印象で、ジャズ向けのサックスです。ちょっとした息の量の差・アーティキレーションの違いによって、明確な違いが感じられるので、吹いていてとても気持ちの良い楽器です。音にも芯があって、抜群の存在感を発揮します。

そしてリファレンスは、名器との呼び声高いセルマーのシリーズ「Mark VI(マーク6)」の復刻版です。近代的な音色でありながら、マーク6時代の音質が現代の最新技術によって大切に再現されています。セルマーのヴィンテージサックスに憧れのある人は、一度は吹いてみるべきシリーズだと思います。

 

セルマーのヴィンテージサックス

ヴィンテージサックスというのは、過去に製造された人気シリーズを指します。セルマーのヴィンテージサックスといえば、やっぱりマーク6ですね。

マーク6は、1954年から20年くらい製造された名器なのですが、中古なのにすごいお値段がします(笑)更には製造番号によっても価値が変わるようですよ。恐るべしヴィンテージサックス!

しかし、セルマーはマーク6によって、サックスの代表格としての地位を確立したと言っても過言ではありません。ですから、マーク6がヴィンテージサックスとして、今でも高い人気を誇っているのは至極当然のことと言えます。

マーク6の他には、マーク7とバランスド・アクションも人気を博していますよ。

ヴィンテージサックスはすごいお値段がするんですけど、やっぱり今のシリーズにはない、リファレンスでも再現しきれない、独特の音の世界観があるのです。歴史に裏打ちされた重みのようなものですね。

私の周りには、マーク6を持っている人が多いのですが、やっぱり惹きつけられる、深くて高貴な音が鳴りますね。何だか身分の違いみたいな、格の違いを見せつけられます。貴族と平民、みたいな(笑)

 

セルマーサックスの価格は、基本50万以上! 30万円台の廉価版シリーズもあり

セルマーのサックスは、はっきり言って高いです(笑)どこのお店で買うか、そして新品を買うか中古で買うかによっても変わると思いますが、大体の金額として、シリーズⅡは50万円以上、シリーズIIIならば60万以上、そしてリファレンスは60万円くらいです。100万円超えてくる楽器も、沢山ありますね。

ヴィンテージは、言わずもがなです。

しかし、ひとつ朗報!(セルマーにしては)安い廉価版シリーズ・AXOS(アクソス)というものがあります。アクソスならば、30万円台で購入できますよ。

廉価版ではありますが、豊かな音色で吹きやすい楽器であると、評判も上々なシリーズです。セルマーに憧れているが、高くて買えない…でも、諦めきれない!という人は、ぜひ選択肢に加えたいですね。

 

職人による手作業が高い評価! 日本のサックス専門メーカー・ヤナギサワ

ヤナギサワサックスの特徴は、暖かい音色。ハンドメイドなので個体差あり

ヤナギサワサックスは、暖かくて豊かな音色を持っています。職人により一本一本、ハンドメイドで作られたサックスは、世界でも高い評価を受けているんですよ。

楽器のクオリティの高さは折り紙付きですが、手作業で作られているが故に、「楽器の個体差」を感じるメーカーでもあります。

同じシリーズの楽器でも、吹き比べてみると、吹き心地や音色がかなり違って、とても驚いた経験があります。

 

ヤナギサワは金属使いの名手! ブラス・シルバーソニック・ブロンズと充実!

ヤナギサワサックスが高い評価を受けている理由の一つとして、金属の使い方における技術の高さです。中でも、銀を使った「シルバーソニックモデル」は、安定の人気を誇っています。

ちなみに私の使用楽器は、ヤナギサワのブロンズモデル。柔らかくて暖かい音色に、一瞬で虜になりました。

 

ヤナギサワサックスは、ジャズ向け?

ヤナギサワサックスの特徴は、材料として使用している金属のラインナップが多いのに加え、ハンドメイドのため楽器によって「違った個性を有する」ということです。

ヤナギサワのサックスが、ジャズプレイヤーに愛されている理由は、「楽器によって全く違う音が鳴る」ため、個性を打ち出せるのが大きなポイントであると言えます。

とはいえ、個人的にはヤナギサワサックスがクラシックには合わないとは全く考えません。ヤナギサワの持つ「暖かくて豊かな音色」は、もちろんクラシックの場でも、美しく花開くだろうと思います。

使用されている金属や、仕上げのメッキによっても音色が異なってきますので、自分の演奏するジャンルや、理想とする音質を考え、いろいろと吹き比べてみることをオススメします。

ジャズ向けに感じるものもあれば、クラシック寄りに思える音色もあるだろうと思います。

例えば、シルバーソニックは、鳴りが良くて、音の輪郭がくっきり。パリッとした音が鳴るとか。ピンクゴールドメッキは、暖かい音色の中に鋭さを孕んでいるとか。

ヤナギサワのサックスを吹いてみると、材質やメッキによる違いに驚くと思いますので、ぜひ自分なりの発見を楽しんでほしいですね。

 

ヤナギサワサックスの価格は30万円以上。シルバーソニックは100万円超え!

ヤナギサワサックスは、材質によって値段も変わってきますし、金メッキ仕上げとかピンクゴールドメッキ仕上げとかになれば、また価格が上がります。

材質として高い順に、シルバーソニック・ブロンズ・そしてブラスです。それに加えて、金メッキ・ピンクゴールドメッキがあるわけですね(もちろん、メッキ仕上げ無しもありますよ。クリアラッカー仕上げと言います)。

ピンクゴールドというのは、ゴールドとブロンズを混ぜたものです。その名の通り、ピンクがかったゴールド色をした華やかなボディーは、パッと目を惹きますね。目を惹くんですが、ピンクゴールドも金メッキ仕上げも、価格はドンと跳ね上がります(笑)

この辺りは、自分の好みとお財布事情とのせめぎ合いになりますね。

 

 サックスを購入するときにやるべきことは、必ず試奏し、比較検討すること

サックスを購入するときは、吹かずに決めてはいけない!

最近は便利な世の中になったもので、ネットでちょっと検索すれば、無数のネットショップやオークションなどが出てきます。買おうと思えば、家から一歩も出ることなくサックスを購入することもできてしまいます。

しかし、ちょっと待った!

サックスは高い買い物。実際に吹かずにマイ楽器を決めてはいけません。

一口にサックスと言っても、メーカーは御三家はじめたくさん存在しますし、たとえメーカーを絞って考えたとしても、モデルによって全く異なる音質を持っています。

また、個体差が大きいと紹介したヤナギサワ以外でも、楽器というのは、多少は個体差があるものなのです。

そんなデリケートな楽器は、実際に見て触って、そして吹いてみなくては良し悪しの判断がつくはずがありません。自分との「相性」だってありますからね。

忙しくて楽器店に足を運ぶ暇はないから…と、ネットで購入しようと思う気持ちも分かるのですが、楽器は一生ものです。

ネットショップで購入するのではなく、やはり時間を取って、直接店舗で吹いてみてから購入することをオススメします。

マウスピースとリードさえ持参して行けば、試奏させてもらえますよ。

楽器店に行けば、細かい疑問だとか必要になる備品等の相談なども、店員さんに確認しながら購入することもできますので、安心です。

 

店舗に行くときは、経験者と同行するのがベター!

初心者の方が1人でサックスを選ぶというのは、なかなかハードルが高いもの。可能であれば、誰かサックス経験者にお願いして、お店に付き合ってもらうと良いですよ。実際に同行してもらうのは難しくとも、購入時のアドバイスを事前に確認しておくだけでも全く違います。

ちなみに私は楽器を2本所有していますが、1本目は先輩や友人からオススメのメーカーなどについてアドバイスをもらってから購入しました。

そして2本目購入時は、サックスのレッスンを受けていたので、親切にも講師の方が同行してくださり、楽器を選定してくれました!

周りにサックス経験者が居ないという場合は、店舗のスタッフさんに予算を伝え、その範囲で買える楽器を何本か試奏させてもらえるようお願いすれば、快く応じてもらえると思います。

 

試奏は、可能な限り多くやって、音の違いを確かめよう!

サックスは本当に、楽器によって全く異なる音質を奏でてくれますから、せっかく店舗に行って試奏するならば、なるべく多くの楽器を試奏してみましょう。

冷やかしは良くありませんが、様々なメーカーの楽器を吹いてみるのは非常に有意義です。後学のために、ぜひチャレンジさせてもらってくださいね。

私の試奏の経験談をお話しすると、まずはサックス御三家のヤマハ・セルマー・ヤナギサワを吹き比べてみました。

それで、キーの位置が自分にとって扱いやすいか、吹き心地、そして自分が吹いたときにどんな音色が出たかを比較するのです。

私の場合ですが、この一つ目の作業で、メーカーに関してはすぐに「ヤナギサワ」に決定しました。

迷う必要がないくらい、3本の楽器が全く違う特性を持っており、ヤナギサワが一番自分の理想とする音色に聴こえたのです。

 

メーカーを決めたら、次はヤナギサワのいくつかのモデルを吹き比べさせてもらいました。ブラスとブロンズモデルを何本か吹きました。シルバーソニックは、無念の予算オーバーです(笑)

3、4本吹かせてもらい、最終的にブロンズの2本で悩みましたが、何とか決定。最後に同モデルを2本吹いてみて、ヤナギサワサックスの個体差を体感して驚愕!

という長い道のりを経て、無事に素敵な相棒に巡り合うことができました!

音色に関しては、同行してくれた人からの感想もすごく役立ちましたね。「こっちの楽器の方が、あなたらしい音が出ている」という意見をもらったときは、その楽器に運命を感じたものです(笑)

このように実際に演奏すると、フィット感や鳴った音色が好きであるかどうか、あるいは自分の目指すサックスの音にマッチするかどうかを総合的に判断することができます。

ぜひ何本かの楽器を吹き比べてみて、運命の楽器にたどり着いてくださいね。

 

御三家以外のサックスを吹いてみるのも一つの手! マルカート・アンティグア・クランポンなど比較的安価なメーカーも多数あり

どうせなら、たくさんの楽器を試奏しようと申し上げましたが、(予算的に御三家はなかなか厳しくて…)など、価格面で悩んでいる方は特に、御三家以外のサックスも吹いてみると良いかも知れません。

昔は安価なサックスはダメ!と厳しいレッテルを貼られていたのですが、最近では随分と技術が向上していて、なかなか良い音を出す楽器も出てきました。

いくつか、評判の良いメーカーをご紹介しましょう。

マルカート。下倉楽器が作ったオリジナルブランドです。

10万円を切るモデルも多数ある安価なブランドですが、調整がしっかりしており、その吹きやすさには定評があります。

 

アンティグア。台湾製のサックスですが、最近評価が上がってきています。こちらも10万円台でサックスを選ぶことができるという驚きの低価格ですが、鳴らしやすく元気な音だということで、入門編には充分だという評価を耳にします。

ちなみに、台湾製サックスで最近台頭しているのは、日本のグローバル社が開発し、台湾メーカー・ジュピターが製作している、プロ仕様を目指したイオ・サックスです。

プロのサックスプレイヤーによる選定品などもあり、なかなか侮れないメーカーになってきました。台湾製サックスでも、こちらは20万円超えてきます。

 

ビュッフェ・クランポン。クラリネットのメーカーとして有名です。

価格はピンキリですが15万円くらいからありますよ。木管楽器の特徴が色濃いという印象で、音質は柔らかいです。クラシック向けと言えるかもしれません。

楽器店によって、取り扱いメーカーは違ってきますので、気になるメーカーを見つけたときは、遠慮なく試奏させてもらいましょう!

 

購入するべきサックスの価格は、一生ものと考えるならば、25万円以上

サックスを一生続けたい。どうせやるなら、真剣に取り組みたい。こんなふうに考えているならば、メーカー問わず25万円以上の楽器を視野に入れることをオススメします。

比較的安価で評価の高いメーカーを少しご紹介しましたが、これはあくまで「初心者の入門編には充分である」という評価だと思います。

「自分がサックスを続けていけるか、まずはお試しで!」という目的で安価なサックスを購入するのも一つの手だと言えますが、数年経って自分のレベルが上がったときに、楽器の鳴りに物足りなさを感じ、「もっと良いサックスが欲しい!」という欲求が出てくるのではないかと思います。

数年後にもっと良い楽器に買い換えるならば、はじめからレベルの高い楽器を買った方が良いのではないかと、個人的には考えます。

というのも、具体的なメーカーは伏せますが、私も10万円前後の安価なサックスを試奏したことがあります。

見た目は美しいし吹きやすくて、惹かれる部分があったのですが、肝心な音色は、やっぱり御三家のサックスと比べてしまうと、(軽くて薄い音だな…)という感想を持ちました。

とはいえ、プロのサックスプレイヤー2人から、正反対の意見を聞いたことがあります。

  • 楽器そのものにも「実力」というものがある。だからある程度のレベルの楽器を購入するべき。
  • 最近は安価なサックスの中にも良いものがある。10万円台でも、高価なサックスに引けを取らないものも存在する。

 

これらの意見のどちらが正しいとか間違っているとかではなく、大切なのは、

  • サックスを購入する目的
  • このサックスは自分の好みの音が出る楽器か

 

を考え、よく見極めることだと思います。見極めるためには、やはり試奏するしかありません。予算の問題もありますし、兼ね合いが難しいところではありますが、どのメーカーを検討するにしても、御三家のサックスとの比較を大切にしながら、楽器の音質をよく聴いてほしいと思います。

安価なサックスでも、基本的には10万円以上の買い物になります。後悔しなくて済むように、しっかりと比較検討し、自分の相棒を探し出してくださいね。

 

「サックスの購入時の参考に! サックスの有名メーカーと、楽器を購入する際にやるべきこと」のまとめ

サックスの有名メーカー・いわゆるサックス御三家は、ヤマハ・セルマー・ヤナギサワです。しかしながら、サックスのメーカーはたくさん存在します。ここでは御三家と、安価なメーカーをいくつか紹介しましたが、他にもメーカーは多数存在します。

楽器店に行けば、さまざまなメーカーのサックスに出会えますので、積極的に試奏してみてくださいね。

試奏せずに、ネットなどで購入することは、あまりオススメしません。ぜひ、楽器店を直接訪問し、実際に楽器に触れてください。

一生ものとして手元に置くならば、25万円以上のサックスをオススメはしますが、サックス購入の目的や、何よりも音の好みは、人それぞれ。

いくつかの楽器を試奏し、比較検討することで、自分の目的や理想にマッチしたサックスを見つけ出してくださいね。

素敵に相棒に巡り会えますように!