重曹、セスキ炭酸ソーダ、クエン酸の特性の違いと適した掃除方法まとめ

掃除をするには準備が必要ですが、いざ掃除をし始めたら「○○石鹸や○○洗剤がなくなってしまった」という現実に直面することはありませんか。

それぞれの場所を掃除するのに得意とする石鹸や洗剤は多くありますが、年に数回ほどの使用でも保管場所やあれこれ種類を揃えると金銭的にも意外な出費。

また使用頻度が少なすぎて容器や中身が劣化してしまう可能性も。

そんな問題を解決してくれるのが、重曹、セスキ炭酸ソーダ、クエン酸の3種類。

掃除方法がテレビ番組で、あまり取り上げられていなくてよく分からないと諦めている方に向けて、特性、活用法をまとめました。

 

必要に応じて手袋の使用してください。また材質によっては掃除で傷や変色する場合もあるので、必ず目立たない場所でのお試しや取り扱い説明書を一読してから掃除をしてください。

重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダの基本特性

粉末名 クエン酸 重曹 セスキ炭酸ソーダ
PH 酸性 弱アルカリ性 アルカリ性
得意場所 水垢
トイレ汚れ
消臭効果
消臭効果
皮脂汚れ
皮脂汚れ
油汚れ
不得意場所 皮脂汚れ
油汚れ
泥による汚れ
水垢
泥による汚れ
水垢
特性 水に溶けやすい 研磨効果が強い
水に溶けにくい
水に溶けやすい
保管 密閉を推奨
金属製以外のもの
密閉を推奨 密閉を推奨

 

それぞれの粉末の特性を理解して掃除をすれば、楽に掃除を進めることはもちろん時間短縮へ繋がります。

どの粉末もドラッグストア、ホームセンターなどで購入できますが、個人的には100円ショップで小さめのサイズを購入しています。

紹介した3種類の粉末は湿気で固まることがあります。

密閉容器で開封をしっかりすれば防ぐこともできますが、小さめのサイズであれば、割と短い期間で使いきることが可能なので無駄がありません。

使う頻度が多いと密閉容器は少々不便とも言えます。気密性は高くありませんがこのようなボトルで保管が便利です。

 

すぐに判別できるように上からみても横からみても、分かるようにしてあります。

 

蓋の部分が粉末を入れやすい形状になっているので、こぼすことなく無駄がありません。

 

少量サイズを半年から1年で使いきるのであれば今までに固まったことはありません。

それでは、次に1つ1つの粉末について紹介します。

 

クエン酸の使い方・掃除での活用法

クエン酸はお酢と同じなので、お酢で試して合っていれば購入するという選択もあります。

酢のツンとしたニオイこそ違いはありますが、効果はさほど変わりません。

調味料が含まれている酢はお掃除向きではないので、穀物酢の使用がオススメです。

クエン酸は水に溶けやすい性質をもちます。

クエン酸の特性を生かし、日常でちょっと気になったところを掃除したい場合は、予め作るクエン酸スプレーが手軽で便利です。

 

クエン酸スプレーの作り方

クエン酸スプレーの作り方は以下の手順で作ります。

  1. スプレーボトルを準備
  2. クエン酸を小さじ1投入
  3. 水を200ミリリットルいれます。
  4. 10秒ほど振って完成!

 

10日~2週間ほどで使い切るようにしています。

いちいち作るのは面倒だからと必要以上に多く作るとカビがはえる可能性があるので注意ですよ。

 

クエン酸を使ったトイレ掃除

トイレの掃除全般に便利に使用できます。便器の掃除は、いつも使用するスポンジブラシに軽くスプレーして使用します。

床であれば、スプレーして堅く絞った雑巾でふきとります。

アンモニア臭に対しての消臭効果があるので、嫌な臭いを中和します。

 

カーテンやクッションをクエン酸スプレーでニオイ落とし

頻繁に洗うことができないので、週に何度か気になる時にスプレーします。

ニオイが中和され落ち着きますよ。

 

水周りの蛇口をクエン酸スプレーでピカピカに

キッチン蛇口や手洗い場の蛇口にスプレーして、1日使い終わったタオルで拭きあげます。

水垢がクエン酸ですっきりと落とせて、ピカピカになります。

 

重曹(じゅうそう)の使い方・掃除での活用法

粉末タイプでのお掃除をあまり知らないという人も一度は耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

重曹はお肉をやわらかくするために使用したり、どら焼きやホットケーキを作る時にも使用します。

重曹には食品用、薬用、掃除用と別れて販売されています。

中身の差はあまりありませんが、重曹自体の粒の大きさや品質管理基準の違いから、それぞれの販売が異なっています。

掃除用は中でも安い値段で手にいれることができます。

溶けにくさがある重曹は、研磨材の役割をしてくれるので特性を生かす使い方が便利です。

 

重曹は粉末で保存・利用するのがおすすめ

重曹は粉末としての使用して掃除するのが、普段のおそうじでは便利です。

 

生ゴミの消臭に重曹を振りかけておく

暑くなると特に嫌なニオイとなってしまう生ゴミ臭。生ゴミの上から新聞紙を敷き、その上に重曹をふりかけます。

 

腐ったような生ゴミの臭いは酸性であることが多く、弱アルカリ性の重曹でニオイは緩和されます。

またゴミ箱に袋を設置するときは、あらかじめ重曹をひとつかみゴミ袋の底に入れます。

 

靴箱の消臭にも重曹が役立つ

生ゴミの消臭もオススメでしたが、ひとつかみをいらなくなった靴下にいれて、靴箱やトイレに置くのも効果的です。

 

重曹が固まってきたら取り替えの目安です(実際には一番奥に置いています)。

 

シンクの汚れはひとふりの重曹でピカピカに

1日の最後にシンクを掃除する際に、シンクに重曹をひとふり。普段使用しているスポンジで擦ればちょっとした汚れならあっという間にピカピカに。

 

毎日の掃除で、溜まらない汚れになり大掃除の手間が省けます。

 

セスキ炭酸ソーダの使い方・掃除での活用法

あまり聞き慣れない名前のセスキ炭酸ソーダ。重曹よりアルカリ性で、さらに水に溶けやすい特徴を持ちます。

重曹との違いで同じアルカリ性という面で考えたら、重曹は粉末で使用し、セスキ炭酸ソーダは水に溶かしてのスプレータイプとしての使用がベター。

スプレータイプとして使用することで、サっと普段から使えることも大きな魅力です。

 

セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方

セスキ炭酸ソーダスプレーは以下の手順で作ります。

  1. スプレーボトルを準備
  2. セスキ炭酸ソーダを小さじ1/2投入
  3. 水を200ミリリットルいれます。
  4. 10秒ほど振って完成!

 

クエン酸スプレーと比べたら、少し長めに保存が効きます。

万が一カビが生えてしまえば、カビを家中に撒き散らしている状態になるので、1カ月を目途に使い切ってください。

 

セスキ炭酸ソーダでキッチンコンロまわりの汚れを落とす

キッチンコンロ使用後にセスキ炭酸ソーダスプレーを数か所ふきかけ、台ふきんで拭きます。

こちらは掃除前の写真。

 

さらに掃除後の写真がこちらです。

 

キッチンの片付けをした後の最後に流れとして、コンロ周りを掃除するとスムーズです。

汚れが強い場合はキッチンの片付けをする前にふきかけて、しばらく置いてから拭くのがオススメです。

 

フローリングや壁紙の皮脂汚れをセスキ炭酸ソーダスプレーで綺麗に

毎日過ごす時間の多いリビングや人の通りが多い廊下、それによくさわる壁紙など、皮脂が原因で黒ずんだり汚れることがあります。

こちらが掃除前。壁に皮脂汚れなどが見られます。

 

これもセスキ炭酸ソーダスプレーでふきます。掃除後がこちらです。

明らかに綺麗になっていますね。

 

お風呂場に付着した皮脂汚れや水垢汚れもツルツルに

泡立たないことで本当にキレイになっているのと不安になるほどですが、セスキ炭酸ソーダをスプレーしてスポンジで擦ります。

サッと流すと少しベトベトした皮脂汚れや水垢汚れがキレイに落ちます。こちらが掃除前。

 

こちらが掃除後。分かりにくいですが、表面の感触が明らかに変わっています。

 

指でさわるとツルツルになっているので、効果を実感します。

洗面器やスプレーボトルなどはもちろん、浴室全体で壁や床にも同じように使えます。

洗い残しはカビの原因になるので注意ですよ!

 

粉末洗剤を使った掃除方法とそれぞれの活用法まとめ

粉末のそれぞれの特性を理解すれば、イメージが湧きやすくお掃除も楽になります。またスプレーの作り方も1度覚えてしまうと便利です。

覚えられない場合はスプレーボトルにシールを張りつける方法も◎。

クエン酸やセスキ炭酸ソーダのスプレーは、その時々で濃度を変えることが可能なので汚れに合わせることも可能です。

ストレスにならない自分にあった掃除方法をみつけていきましょう。